食品生理学研究室

Food and Physiological Sciences

令和6年度(2024)卒論3年次学生「山口紗奈 さん」の研究成果が、国際的専門誌"Molecules"に掲載されました!!!

投稿日:2025年04月04日

野菜や果物に含まれるフラボノイドの一つであるミリセチンはこれまでに中枢神経系の神経細胞のカルシウムチャネルを阻害、カリウムチャネルを促進することで神経細胞の興奮性を抑制する可能性は知られています。今回著者らは疼痛伝達に重要な役割を果たす広作動域ニューロンの興奮がミリセチンの静脈内投与により、可逆的濃度依存性に抑制されることを明らかとなりました。本研究の成果はミリセチンが臨床の場において新たなる副作用のない鎮痛薬となる可能性と補完代替医療に貢献することを示唆しています。

食品生理学研究室ニュースVol.30_Yamaguchi et al.pdf



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