血液学研究室
Hematology
TOPICS
研究内容
系統発生学的に保存性が高く、自然免疫の中心的細胞である単球・マクロファージは、外来異物を排除する生体防御機能を有する一方で、癌の転移や浸潤の促進、動脈硬化の発症などに関与しており、局在する組織によりその機能が異なることが知られています。そこで、近年増加している悪性腫瘍や動脈硬化の周辺組織における単球・マクロファージの機能変化について調べ、病気の治療や予防に役立てたいと考えています。
先生からひと言
病気になると血液中の成分が変化することがあるため、血液は私たちの健康状態を現すバロメーターであると言われています。そこで、本研究室では、血液細胞に注目し、病気による血液細胞の機能変化について調べています。