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研究内容
食品科学といっても、ここは動物のことを学ぶ大学なので動物性食品、畜産食品の教育研究を中心にしています。この研究室では食肉や乳・卵を取り扱い、ヒトの健康維持への利用や機能の解明をめざしています。
畜産物として食肉・食肉製品は、私たちの食生活でも大切な食品です。この研究室では、例えば、なぜハムに美しい赤色が発現するか探求しています。また発色剤を少なくしたり、添加しなくても食肉製品を美しく赤色化させることなども研究しています。例えば、
・食肉および食肉製品の色調などの品質について
・食肉の持つ機能性や人への心理効果について
・ソーセージ用天然ケーシングの特性と軟化方法について
・高齢者のための食肉調理品に関する研究
・野生動物肉の加工技術について
・ペットフードにおける発色剤等の使用について
などのテーマで研究を進めています。
麻布大学食品科学研究室の新教員、竹田志郎氏の着任初日、授業で紹介
先生からひと言
食品を実際につくる学内唯一の研究室であり、「家畜」から「野生動物」に至るまで、食肉利用などの研究を行っています。またペットフードの中の食塩や発色剤の残存量を調べることで、その安全性を考えることも行っています。