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生理学第一研究室
Laboratory of Physiology I
研究内容
主にエキゾチックアニマルと称される、非哺乳類を対象とした研究を行っています。
両生類、爬虫類についての研究が多くを占めていますが、ニワトリや魚類、無脊椎動物など、研究の目的に応じて広く動物を扱います。
また、ラボワークが主ですが、必要があればフィールドに出かけてサンプリングや調査を行います。
最近の研究
・世界で最も大きい両生類であり、特別天然記念物であるオオサンショウウオの生殖生理について、獣医学の知識を活かし画像診断やホルモン測定によって調べ、彼らの保全に役立てていく取り組みをしています。
・AGEs測定による変温動物の年齢推定にチャレンジしています。
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野外調査でサンプリングしたヒメハブ血液
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ビタミンD動態の研究のために飼育されていたイシガメ
先生からひと言
先人達によって構築されてきた獣医学という大きな学問体系の知識を、獣医療の範囲が及んでいない非哺乳類の保全に応用していくという発想で研究を展開しています。
当研究室に所属される学生さんは各々様々な研究構想をもって入室される方が多く、構想を研究として実現するため(実現に至らないことももちろんあります)、様々なフレームワークや教員・同室生との議論を行い卒業研究に取り組んでいます。