公衆衛生学第二研究室
Veterinary Public Health 2
TOPICS
研究内容
最近エボラ出血熱などアフリカ奥地に潜んでいた病原微生物が突如として現れ、人間社会を脅かしたり、また、狂牛病や病原大腸菌O157、また結核などの挑戦あるいは再挑戦も始まり、人獣共通感染症の脅威は少しも減少する気配がありません。この研究室では、このような人獣共通伝染病や細菌性食中毒の問題をとりあげ、動物や自然界における分布、生息状態、また、病原性などについて研究を進めています。これらの研究を通じて学生達が、将来健全な社会の建設のために貢献してくれることを期待しています。
先生からひと言
近年、各地でさまざまな感染症が新たに出現し、それら新興感染症の多くが動物由来の病原体と考えられ、人獣共通感染症の脅威は減少する気配がありません。また、食肉は、家畜由来のさまざまな病原体によって汚染され、それによる食中毒も大きな社会問題となっています。研究室では、細菌性の人獣共通感染症や食中毒の問題を取り上げ、これら病原体の動物や自然界における分布、生息状態、また、病原性などについて研究を進めています。