地域社会学研究室
Community Studies
研究内容
地域社会の環境意識について、フィールドワークによる実証的な研究を行っています。コミュニティをベースとした、調査および実践活動を共通のテーマとしています。「ペットフレンドリーなコミュニティ」の条件と事例について、「コミュニティ疫学」の視点から、調査研究を行っています。 「ペットフレンドリーなコミュニティ」に関する調査研究 この研究の目的は、記述疫学的な方法と地域調査を併用して、ペットをめぐる実態の一部を示し、ペットフレンドリーなコミュニティモデル構築を試みることである。2013年、2014年、2016年、2017年夏にアメリカ合衆国ニューヨーク市およびサンフランシスコ市、バークレイ市にて調査を実施しました。
ニューヨーク市ブルックリンでの調査
相模原市緑区藤野地区での調査
先生からひと言
社会調査の基礎と社会調査の実践について、フィールドでの体験に基づいた研究指導を行っています。研究室で行うプロジェクトに積極的に参加することを希望しています。また社会調査士資格を取得することを勧めています。
環境影響評価学・同実習では、継続的に「相模原市の環境意識調査」を実施しています。
調査テーマは環境意識を共通テーマとして、ある程度各班で決めています。
閲覧申請を行い、相模原市住民基本台帳から無作為抽出法によりサンプリングを行います。
郵送法により質問紙を送付し、回答をしていただいています。
回収後はページ飛ばしなどがないか確認してから、データベースを作成します。
その後にデータの分析を行い、最終的には報告書を刊行しています。
この実習は1年間かけて実施しています。
学生から一言
ゼミの形式がデイスカッションで、何時も意見の言い合いである。就活のグループディスカッションに役立つと思います。本のインプットとアウトプットの量が多いです。調査研究に先立って仮説を大量に書くため、文書を書くのになれます。ワードやエクセルの使う頻度が多いので、卒業後にも役立ちます。(2015年度卒業生)