食品生理学研究室

Food and Physiological Sciences

令和4年度(2022)卒業生「内野水穂さん」の研究成果が、 国際的神経科学専門誌"Brain Research"に掲載されました!!!  

投稿日:2024年06月13日

緑茶の成分である「カテキン」は、in vitroの実験では電位依存性Na-Kチャネルや興奮性シナプス伝達など神経細胞の興奮性を抑制する可能性が指摘されていましたが、in vivoでは効果が不明でした。今回我々の研究により「カテキン」が通常、臨床の場で使用されるリドカインと同等の麻酔効果が得られ、リドカインの半量をカテキンで代替できるエビデンスが動物実験で明らかとなりました。したがってカテキンは副作用のない局所麻酔薬として補完代替医療に応用できる可能性が示唆されました。

食品生理学研究室ニュースVol.24_Uchino et al.pdf



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