食品生理学研究室
Food and Physiological Sciences
平成29年度卒業生「中嶋亮介君、上原愛理さん」 の研究成果が疼痛に関わる国際専門誌"Journal of Pain Research"に掲載されました!!!
投稿日:2018年12月03日
デカン酸(脂肪酸)を主成分とするAnti Pain軟膏(総合南東北病院:赤間洋一 先生)はこれまでの本研究の研究で皮膚を支配する2次侵害受容ニューロンの活動を末梢終末に発現するアセチルコリンムスカリンM2受容体の活性化により、鎮痛効果が発現することが判明していました。今回著者らは皮膚を支配する一次侵害受容ニューロンの興奮性の変化が、デカン酸によりアセチルコリンムスカリンM2受容体を介して抑制されることを明らかとした。本研究の成果は食品成分であるデカン酸が、疼痛伝達に関わる神経線維のみに作用し、疼痛緩和薬となる可能性と代替医療に貢献することを示唆している!
食品生理学研究室ニュース11.pdf
19. Nakajima et al. J Pain Res.pdf
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