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生理学第一研究室
夏休み小学生向け実験講座を開催
ブログ担当のひなたです。
大学の前期試験が終わってすぐの2023年8月9日、小学校低学年生向けの実験講座 『いきものかんさつ!たまごからウズラが生まれるまで』 が開催されました。
この講座は、さがまちカレッジの夏休みこども体験講座の1プログラムで、小学1~3年生9名とその保護者を対象に、当研究室4年生の安部さんが学生講師を務めました。
研究室の仲間たち数名もサポートスタッフとして参加しましたよ。
この講座は安部さんが先生や関係各所と相談しながら企画し、半年前から念入りに準備が進められました。学習指導要領を見て子どもたちが生命の育つ様子をどのように学ぶのか確認し、子どもたちに危ない器具がないか、ことばは難しくないか、時間配分はどうするかなど、様々な項目を検討吟味し、子どもたちを安全に迎え、実験を通じて楽しみながら理解を深めてもらうための工夫を凝らしました。
当日は、朝から学生講師の安部さんを中心に、当研究室の松井先生と学生で打ち合わせを行いました。緊張感の中にも和やかな雰囲気があり、生理第1らしさの感じられる打ち合わせでした。
講座の会場は私たちが普段、実習を受けている実習室です。開始時間になり、いよいよ子供たちが実習室に集まりました。その面持ちは緊張でいっぱいで、アイスブレイクとして初めに行われた自己紹介ゲームによって、徐々に打ち解けていきました。
講座は学生講師の解説がメインというより、子どもたちに考えてもらったり、予想してもらったりすることが多く、さまざま思考をめぐらせながら生き物について考えてもらえたと思います。動画を見たりワークシートに取り組んで一旦考えたあと、実際に標本を観察したり、大きさを測ったりして、卵の中でひながどのように育つのか調べました。
卵の実物を観察したりするときには歓声が上がっており、子どもたちには非常に楽しんでいただけたようです。
講座の終了後、早速反省会を行って意見を出し合いました。
私自身も新たな知識の会得があり、大変勉強になる機会でした。今回は小学生低学年向けのイベントでしたが、今後もこのような活動を幅広く続けていく所存ですので、お楽しみに!
※不具合でこの記事が表示されなくなっていました。画像の表示が回復できませんが、記事本文を再掲します(2025.2.13)。