生理学第一研究室

Laboratory of Physiology I

オオサンショウウオ調査(9月)

投稿日:2018年09月13日

 本研究室では野生のオオサンショウウオを対象とした研究を行なっています。

 

 そのようなわけで、9月頭、オオサンショウウオがそろそろ産卵時期であろうと思い、データを取るため関西へ調査に行ってきました。

 調査期間は3日間の予定でしたが、滞在2日目が見事に台風上陸の予定と合わさり、結局川へ入れたのは1日目の夜だけだったのが残念です。

 今回、オオサンショウウオは20個体近くのデータを取ることができ、これは今までの1日での最高捕獲個体数です。と言っても私が捕獲したのは2,3匹で、ほとんどは共同研究者の方に捕獲していただきました。

 調査は朝まで続きましたが、満足です。

 

 DSCN2365 2.jpg

 夜行性なのでこんな明るい時間にはいませんが...。川を歩くオオサンショウウオ。

 

DSCN2355.jpg  

 探しているとこうやって岩の下に隠れていることがあります。

 

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 台風による雨ですっかり増水してしまった川。

 こうなってしまっては胴長では歩けません。

   

 余談ですが、この河川付近にはヤマビルが多く、調査の度苦しめられており充分注意していたのですが、今回は姿さえ見えず拍子抜けです。

 またカエルもそんなに見つからず、カジカガエルがコンクリの壁にぽつねんと捕まっていたのと、データ採取中にシュレーゲルくんがノコノコやってきたくらいで、それもまた残念でした。イモリとシカはたくさんいました。良かったです。

 関西へは車を利用したのですが、帰りは関西圏の高速道路が台風の影響でほぼ全滅、唯一東へ抜ける道路も前方で事故が起きてしまい、道路の上で10時間近く立ち往生する羽目に。これが一番疲れました。



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