食品安全科学研究室
Food Safety Sciences
大学院生の研究が国際誌に載りました!
投稿日:2020年02月17日
またまた嬉しいニュースです!
先日、国際学会で最優秀ポスター賞を受賞したとのニュースを報告させていただきましたが、その彼の研究が国際誌「Toxins」に掲載されました!!
すばらし~いぃぃ!!
この雑誌は、オープンジャーナルと言って、だれでも最新の研究が無料で閲覧できるようになっています。
下のリンクから是非覗いてみてください。
https://www.mdpi.com/2072-6651/12/2/125
英語の論文なので、実際に読むのは骨が折れるかもしれませんが、図もあるので眺めてみると面白いかもしれません。
彼が大学の3年生から始めた研究が実を結び、国際的に評価される形として残ったということになります。おめでとう!!
一緒に研究してきた先生も喜んでいます!!!
彼の研究は、コメを汚染するカビが作る毒についてです。この写真のカビが作ります。
黄色く見えると思いますが、これはこのカビが作ったカビ毒の色です。
このカビ毒はコメを汚染する可能性があり、ヒトがたくさん摂取すると健康被害が出てしまうので、制御しなくてはなりません!
でも、これまでこのカビがカビ毒を作る際に働く遺伝子は全く分かっていませんでした。彼はその遺伝子(候補)を明らかにしました。この発見は今後、このカビ毒がコメを汚染するのを防ぐ手段につながり、食の安全に寄与していくと思われます!!
すごい!!!
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