


地域環境政策研究室
あおねずみまつりを開催します。
麻布大学地域環境政策研究室は、相模原市緑区青根在住の元炭焼き職人の佐藤友市さんの指導を受けながら、青根の炭窯で、青根の原木を使ったメイド・イン・青根の木炭である「あおねずみ」を生産しました。
この「あおねずみ」をPRするために、下記の通り「あおねずみまつり」を実施します。
記
日時: 8月9日(土)10:00-15:00
場所: 森林ハウス・エイワン(相模原市緑区青根73-1)
プログラム: 炭窯に入ってみる<炭窯探検隊>他、<炭起こし体験><炭火料理体験><薪割り体験>など。
特典: あおねずみを無料配布します。(1団体5㎏まで)
参加費: 無料
事前申込み: 不要
お問合せ: 麻布大学地域環境政策研究室 murayama@azabu-u.ac.jp
※ 本事業は一般財団法人みらい環境の令和7年度奨励研究助成金を活用しています。
あおねずみが出来るまで
麻布大学の学生たちは2012年から青根の休耕田を復活させた水田を拠点に生物多様性の把握や環境まちづくりを実施しています。
田んぼの水の管理をして下さっている佐藤友市氏(91歳)は、元炭焼き職人であったことを知った地域環境政策研究室の4年生の学生は、炭窯について佐藤氏から聞き取り調査を行い、炭窯についての卒論をまとめた。4年生の研究に触発された3年生は、相模原市主催の「ZERO Carbonポスターセッションチャレンジ2024」において、「青根で炭窯を復活させるプロジェクト」の提案を行い、グッドプレゼン賞を受賞した。
以上が2024年の動きである。
2025年になり、提案を実現するために動き出しました。調査を経て、4月と5月のゴールデンウィーク中で原木の薪割りや窯詰めを行いました。5月中旬に火を入れて数日間炭焼きを行い、6月上旬に窯を開けてあおねずみを取り出しました。作業の様子は、あざおね社中のfacebookをご覧ください。
今後のあおねずみ
「遊び仕事で炭窯を拠点に地域の炭素循環を共創するプロジェクト」の研究テーマで、一般財団法人みらい環境の令和7年度奨励研究助成金に採択されました。あおねずみを継続的に生産するための事業化の研究を行ってゆきます。