臨床繁殖学研究室
Theriogenology
論文が掲載されました
投稿日:2023年02月09日
「Effect of pseudopregnancy duration in nonpregnant sows on induced lactation」がAnimal Science Journalに掲載されました。
本研究は、全農 笠崎先生ら(研究実施時所属;飼料畜産中央研究所)と麻布大学 鈴木先生(栄養学研究室)との共同研究です。
我々の研究チームは、妊娠していないブタ(偽妊娠豚)に人為的に泌乳誘起が可能であることを世界で初めて報告しました。本研究では、より効率のよい泌乳誘起の方法を探るため、偽妊娠期間が泌乳誘起効率や泌乳量に及ぼす影響を調査しました。その結果、38日~59日の偽妊娠期間は、偽妊娠豚の泌乳誘起に影響を及ぼさないことが示されました。