環境分析学研究室

Environmental Analysis
環境分析学研究室
 
所属
担当教員

教授 伊藤 彰英
講師 中野 和彦

場所
生命・環境科学部棟 6 階 606 室
研究キーワード

研究内容

環境分析学研究室では、水や土壌、生物に存在するさまざまな化学物質について、主要なものから極微量なものまで幅広く分析し、それらが環境に与える影響を研究しています。極微量というのは例えば、耳かき1杯分の化学物質を25mプールに溶かした程度の量です。しかし、この程度の量であっても環境汚染が引き起こされ、生態系に影響を及ぼす可能性があります。私たちの研究室では、これら化学物質の量を正確に測る手法の開発や潜在的な汚染の解明、物質間での循環、X線を用いた新しい分析法の開発などに取り組んでいます。

 
 

先生からひと言

環境科学のような複合領域では、幅広く多面的に学ぶことに加えて、ある分野について深く学び自分がどのような視点で環境に関わっていくのかを考えていくことも重要です。3年生からはじまる卒業研究では、これまでの講義中心の勉強とは異なり、自分で研究を計画し、試行錯誤しながら粘り強く研究を進めていく必要がありますが、最後までやりきれば大きな達成感と自信が得られます。講義、実習のみならず、卒業研究にも積極的に取り組むことで、将来、環境分野で活躍できる総合的な力を身につけてもらいたいと思います。

環境分析学研究室  最近の発表論文 (2015 年以降)

■ 著書・参考書・翻訳書

  1. G. D. Christian著、角田欣一監訳、伊藤彰英 他 12名訳、『クリスチャン分析化学(原著7版)』第17章, 原子分光分析法, pp.73-105, 丸善出版 (2017).
  2. 大谷肇編著,(分担執筆)伊藤彰英 他16名 『機器分析』第5章 プラズマ発光分析とプラズマ質量分析,pp.45-62,講談社 (2015).

■ 原著論文

  1. A. Itoh, T. Kodani, T. Kunieda, Y. Tsuchida, G. Kuraoka, M. Ono, K. Nakano, K. Kaneshima, Y. Zhu, F. Fujimori: “Potential anthropogenic pollution of Eu as well as Gd observed in river water around urban area”, Chem. Lett., 46, 1327-1329 (2017).https://doi.org/10.1246/cl.170405
  2. A. Itoh, N. Kabe, S. Kuwae, E. Oura, S. Hisamatsu, Y. Nakano, and Y. Zhu: “Multi-Element Profiling Analyses of Symbiotic Zooxanthellae and Soft Tissues in a Giant Clam (Tridacna crocea) Living in the Coral Reefs and Their Intake Process of Zn and Cd”, Bull. Chem. Soc. Jpn., 90, 520-526 (2017). https://doi.org/10.1246/bcsj.20160404

  3. K. Inaba, M. Haga, K. Ueda, A. Itoh, T. Takemoto, H. Yoshikawa: “New Adsorbent for Removal of Inorganic Arsenic(III) from Groundwater”, Chem. Lett., 46, 58-60 (2017). https://doi.org/10.1246/cl.160768

  4. K. Nakano, S. Mito, Z. Xue: “Self-sealing of wellbore cement under the CO2 batch experiment using well composite sample”, Energy Procedia, 114, 5212-5218 (2017).https://doi.org/10.1016/j.egypro.2017.03.1677
  5. 高原晃里, 大渕敦司, 森山孝男, 中野和彦, 村井健介: 「蛍光X線分析法における不均質試料に対する前処理法の検討」, X線分析の進歩, 48, 394-402 (2017).

  6. 中野和彦, 伊藤拓馬, 大渕敦司, 薛自求: 「粉末ペレット/FP法による長岡CO2地中貯留サイトコアの定量分析」, X線分析の進歩, 48, 417-428 (2017).

  7. Y. Zhu and A. Itoh: “Direct Determination of Cadmium in Seawater by Standard Addition ICP-QMS/QMS with an ORC 2”, Anal. Sci., 32, 1301-1306 (2016). http://doi.org/10.2116/analsci.32.1301



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