伝染病学研究室

Infections Diseases
伝染病学研究室
 
所属
担当教員

教授 長井 誠
准教授 須永 藤子

場所
獣医学部棟 4階 411号室
研究キーワード
TOPICS

研究内容

犬のバベシア症とはBabesia gibsoniという原虫が犬の赤血球に感染して溶血することにより貧血を起こして衰弱してゆく病気で、当研究室ではこの病気の治療方法とワクチンの開発を目指して実験をしています。

まず治療ですが、原虫の構造は哺乳類の細胞と基本的に同じなので原虫に効果がある薬剤は一般に宿主の犬にも副作用が強く出ます。現在この原虫に効果のある薬はdiminazene aceturate製剤とアトバコンという薬が知られていますが、野外で日常的に使われた場合耐性原虫が出現することが懸念されています。そこで当研究室では有効な治療方法について検討しています。

次に予防ですが、この原虫はフタトゲチマダニというマダニが媒介しますが、このマダニは3宿主性といって幼ダニ、若ダニ、成ダニに変態する度に地上におりるのでダニを絶滅させることは極めて困難です。そこで犬の免疫力を予め高めて発症を予防するワクチンの開発に力を注いでいます。

野外感染犬の血液中に見られるBabesia gibsoni原虫
野外感染犬の血液中に見られるBabesia gibsoni原虫
 
培養したBabesia gibsoni原虫
培養したBabesia gibsoni原虫

先生からひと言

犬のバベシア症は、マダニによって感染し貧血を起こす病気で、特効的な治療法や予防法は見つかっていません。この病気の性質を明らかにし、生物製剤や薬物を用いた治療、ワクチンによる予防に関する研究を行っています。

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