食のデータサイエンス研究室

Nutrition Epidemiology and Data Science

【科学研究費研究成果の社会還元】「日本人に合った減塩法開発のための介入研究」 結果説明会を実施しました

投稿日:2018年08月03日

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この研究は、「科学研究費基盤C:日本人の食生活様式に適した再現可能な減塩方法を提示する無作為化比較試験(研究代表者:石原淳子)」に基づき、3年間をかけて神奈川、東京、奈良の各地域から200名の方々にご協力を賜り実施した介入研究です。

研究の目的は、日本人の食生活のうち、特に健康への影響が懸念される食塩の摂取に着目し、具体的かつ再現性のある減塩方法を開発し評価することにあります。家庭での調味を、汎用塩分測定器を用いてモニタリングする介入を行い、その減塩への効果を検証しました。昨年度末に介入実施後の全ての調査が終了したため、ひとまずはご協力いただいた参加者の方に結果のご説明をさせていただきました。

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報告会にご参加頂いた皆様も、熱心に話しを聞いてくださりご質問も沢山頂きました。

今後、論文や学会発表の形で結果を公表し、公衆衛生上の課題解決に役立つエビデンスを発信するために、さらに解析を進める予定です。この場を借りて、研究参加者の皆様、および関係者の方々にお礼申し上げます。

なお、ご来場になれなかった参加者の方には今後、ニュースレターの形で結果をお届けする予定です。



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