環境衛生学研究室

Environmental Hygiene

2017/8/5：オープンキャンパス

投稿日:2017年08月05日

8/5-6に麻布大学オープンキャンパスが行われました。
当研究室では、8/5（土）に実験体験を、8/6（日）に研究室公開を行いました。

実験体験では、「身の回りの化学物質の毒性をさぐる」というテーマで、２つの実験を行いました。

１）化学物質の脂溶性の評価
油に溶けやすい（脂溶性）の化合物は、環境中の生物の体内に蓄積されやすく、また食物連鎖の過程で濃縮されやすい性質を持つことが知られています。そこで、テスト化合物が身体の脂質に近い性質を持つアルコール（オクタノール）と水のどちらに移行するかを調べました。

２）化学物質の細胞毒性の評価
「細胞を殺すかどうか」は毒性評価のもっとも基本的なものです。そこで、身の回りにある食品（エタノール、醤油、洗剤、漂白剤）などが細胞を殺す作用を持っているかを調べました。

1日間の実施でしたが、例年に比べて多くの方に参加いただきました。ありがとうございました。

ちなみに左のポスターは、当研究室の誇るI画伯による力作です！