


ペットと人の共生社会 for LONGLIFE
Pet and Human Coexistence Society for Sustainable Relationships
TOPICS
研究内容
本研究室は、都市におけるペット共生社会の実現を目指し、ペット共生を目指した住まいづくり、ペット共生を介したコミュニティづくり、の2つのテーマで研究を進めていきます。
具体的には下記3つの取り組みを進めていきます。
1.ペットと人間の間で形成される社会的関係
• ペットと人間の間に築かれる絆や相互作用のメカニズムを探る
• ペットが人間の社会的ネットワークやコミュニティに与える影響を分析
2.ペットと共に暮らすことの価値とそれを阻む課題の解決
• ペットと共に暮らすことがもたらす健康的、心理的、社会的な利益を評価
• ペット共生を阻む課題(例:住環境、おむかえ、おでかけ、高齢化)を特定し、その解決策を提案
3.具体的な課題の解決策
• ペットと飼い主の住環境: ペットと快適に暮らせる住環境の設計
• おむかえ: ペットの迎え入れや引き取りに関する支援サービスの提供
• おでかけ: ペットと一緒に外出する際の障壁を減らすためのインフラやサービスの改善
• 高齢化(人間・動物): 高齢者や高齢ペットのケアに関する支援体制の強化
先生からひと言
ペットの飼育は飼育者の心身への健康に加えて、散歩などの他の飼育者との交流を増やすことが知られています。特に犬の散歩は運動の増加に加えて、地域コミュニティの形成の役割を担っていることが明らかになりつつあります。今回、麻布大学のもつ動物関連の知識や研究力と旭化成ホームズ様のもつサービス展開力、さらには相模原市を中心とする地域の力を合わせて、新しいペット共生社会の共創を目指します。